ロッテ・ドラ1藤原、本拠地初安打「足を使ってのヒットだから良かった」

 「オープン戦、ロッテ1-1中日」(10日、ZOZOマリンスタジアム)

 将来の「スピードスター」を目指すドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=らしい本拠地初安打だった。

 途中出場して九回の第2打席、1死無走者。鈴木博に変化球で0-2と追い込まれたが、3球目・150キロの真っすぐをファウル。

 「真っすぐ1本に絞っていた。変化球が来たなら三振でも仕方ないと思った」。

 思い切りの良さも武器だ。4球目。151キロの真っすぐをたたきつけた。打球は遊撃・堂上の前で大きく弾んだ。

 今度は50メートル5秒7の俊足の出番だ。「打球は見ていなかった」と懸命に走って一塁セーフとなった。

 「きれいなヒットではなかったが、足を使ってのヒットだからよかった。内野安打でヒットになれば気持ちでも、打率も上がっていく」とプロ初の内野安打を振り返った。

 9日の本拠地デビュー戦(中日)は七回の守備から出場。八回1死一、二塁で中飛だった。マリン名物の強風を経験した。

 開幕1軍の夢は残る。今後に向けて「1、2打席をしっかりと準備していきたい」と表情を引き締めた。

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