宮城県出身のロッテ・平沢が3・11へ思い「風化させてはいけない」

 「オープン戦、ロッテ-中日」(10日、ZOZOマリンスタジアム)

 11年3月11日の「東日本大震災」を前に、平沢大河内野手(21)が思いを新たにした。

 宮城県多賀城市出身。当日は実家に2歳上の兄といた。中学1年だった。「大きく揺れました」。未曾有(みぞう)の大災害となった。死者・行方不明者が1万8000人を超えた。あれから8年になる。

 「被災された方々は忘れられないと思います。(大災害を)風化させてはいけない」

 今季でプロ4年目。キャンプ、練習試合、そしてオープン戦でアピールを続ける。

 この日、「2番・左翼」でスタメン。一回の第1打席は1死無走者から遊飛。9日も「2番・左翼」でスタメン出場。途中から遊撃に回った。3打数無安打(1四球)だった。

 「試合に出られるならどこでも」と話すが、“遊撃で勝負”が本当のところだ。「できることをしっかりやって、野球でいいプレーを見せたい」。平沢が前を見据える。

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