DeNA飯塚150キロ連発!開幕ローテ前進 火災報知機作動で中断も動じず

 「オープン戦、中日5-2DeNA」(6日、小牧市民球場)

 188センチの長身から繰り出す直球が、何度も150キロを計測した。先発したDeNA・飯塚悟史投手(22)が5回4安打2失点。開幕ローテ入りにふさわしい投球を見せ、ラミレス監督を満足させた。

 立ち上がりは直球主体で三者凡退に仕留めた。二回2死一塁の場面で火災報知機が鳴り響き、試合が約10分間中断するハプニングに見舞われた。「試合の中では何が起こるか分からない。集中力を切らさずに」。実際に火事は発生しておらず、再開後は渡辺を中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 ラミレス監督は「満足できるパフォーマンスだった」と直球に速さがあったことを評価。開幕ローテ入りに向けて順調かの問いには「それは間違いないと思いますね。今のところ、予想以上にいいピッチングをしてくれている」と称賛した。

 左腕がそろうチームとあって、右腕の飯塚にかかる期待は大きい。このまま内容を残し、開幕ローテに名を連ねる。

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