中日・ドラ1根尾 8日に実戦デビュー濃厚 与田監督がGOサイン
中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭=が5日、ナゴヤ球場での1軍と残留組の合同練習に参加。首脳陣の前ではつらつとした動きを見せ、8日の教育リーグ、ウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)での実戦デビューが濃厚になった。
「ファームの首脳陣の意見を尊重するが、(試合出場の)準備は十分にできていると思う」と実戦デビューへ、GOサインを出した与田監督。村上打撃コーチとケージ裏に陣取り、見守ったフリー打撃。左右の打撃投手を相手に計55スイングで安打性の当たりを27本飛ばすなど広角に鋭い打球を連発した。
与田監督の発言を受け、立石巡回野手コーチは「明日(6日に)シート打撃をやって、あさって(7日)に状態を確認して行くか行かないかを小笠原2軍監督に決めてもらう」。当初は12日にデビューする見通しだったが、最短で8日に前倒しされる見通しだ。
根尾も「試合に出る準備はできているつもり。プロのボールを打席に立って見てみたい気持ちはあります」と意欲を見せた。