中日・荒木コーチが引退セレモニーで涙「今後は情熱を後輩育成に」

 引退試合で三ゴロに倒れる中日の荒木雅博氏=ナゴヤドーム
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 「オープン戦、中日3-9ロッテ」(3日、ナゴヤドーム)

 昨季限りで引退した中日・荒木雅博2軍内野守備コーチの引退セレモニーが試合後に行われた。

 中日OBで野球解説者の立浪和義氏、平田良介外野手、大島洋平外野手から相次いで花束を贈られた荒木コーチはあいさつに立ち、「2019年の始まる前の大事なオープン戦で若い選手の1打席を頂き、打席に立てたことを皆さまに感謝申し上げます」と感謝した。

 さらに「きょうの1打席をもちまして、選手としての荒木雅博は完全に引退いたします。現役の間、野球がうまくなりたい、チームとして優勝したい…そういう思いで情熱持って練習して参りました。今後は、この情熱を後輩育成に誠心誠意、心を込めて努めて参りたいと思います」と選手育成に力を注ぐことを約束。途中、笑顔も見せていた荒木氏だったが、「全国の中日ドラゴンズファンの皆さま、23年間、本当に本当にありがとうございました」と最後はこみ上げる涙をこらえきれず、瞳を濡らしながら、深々と頭を下げた。

 その後、中日ナインから5度胴上げされると、グラウンドを一周してスタンドのファンに別れを告げた。

 この日は引退試合として、1打席限定で「2番・DH」で出場。初回1死からロッテ・有吉の真ん中ストレートを打ち、三ゴロに倒れた。

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