「オープン戦、日本ハム-DeNA」(3日、札幌ドーム)
日本ハムの先発・金子が3回無安打無失点のパーフェクト投球。移籍後初となった本拠地のマウンドで持ち味を存分に発揮した。
初回に先頭の神里を143キロ直球で見逃し三振に斬り、勢いに乗った。キレ味抜群の真っすぐに加え、多彩な変化球でDeNA打線を圧倒。三回にはオリックス時代の14年に最優秀バッテリー賞を受賞した伊藤光と対決し、左飛に打ち取った。
「0点に抑えられたことが良かったです」
打者9人に対して要した球数はわずか36球。毎回の3奪三振と熟練の投球術を披露し、登板予定の開幕2戦目へ弾みをつけた。