ヤクルト・村上が右翼フェンス直撃二塁打でアピール、小川監督「状態は上がっている」
「練習試合、DeNA5-3ヤクルト」(16日、ANA BALLPARK浦添)
ヤクルトの村上宗隆内野手が、痛烈な先制適時二塁打を放った。
初回無死一、三塁から阪口の144キロを捉えると、弾丸ライナーが右翼フェンスを直撃。迫力満点の当たりに、スタンドもどよめいた。
キャンプイン時はノーステップ気味の新フォームに取り組んでいたが、足を上げる形に回帰。「タイミングの取り方を意識してやっている。試行錯誤しながらやっています」と自分にとってのベストを探している。2打席目以降は凡退したとあって「まだまだ足りないものばかり。もっといい打席を増やしたい」と笑顔はなかった。
ただ、未来の4番として期待をかける大砲のアピールに、小川淳司監督は「状態は上がっていると思う。試合で結果が出たのは大事なこと。自信にしていって欲しい」と評価。「たくさん打席に立って、守備に就いて、経験していくことが大事」と期待を込めた。