松山聖陵&春日部共栄、監督がセンバツアウト 部員へ暴力…謹慎処分

 選抜高校野球大会(3月23日開幕・甲子園)に出場する春日部共栄(埼玉)と松山聖陵(愛媛)の2校で、部員への暴力があった監督が謹慎を科されて大会に参加できなくなった。1日に東京都内で開かれた日本学生野球協会の審査室会議で処分が決まった。

 春日部共栄の本多利治監督は報告義務違反と合わせて5月11日まで4カ月の謹慎。昨年4月の練習試合で見逃し三振した選手に腹を立てて平手打ちなどをした。

 松山聖陵の荷川取秀明監督は報告義務違反を含めて3月25日まで2カ月の謹慎となった。部員の生活指導をする中で、顔をつかんで壁に押しつけた行為が動画で撮影されており、選抜出場決定後にインターネットで流布されて発覚した。

 審査室会議に出席した日本高野連の西岡宏堂副会長は「非常に遺憾。生徒は指導を受けてきた監督と、甲子園で(一緒に)戦いたいという思いはあると思うが、その思いを裏切っている」と話した。

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