ロッテ・井口監督、今年も走塁面の強化だ
ロッテ・井口資仁監督(44)がキャンプ・インを前日に控えた31日、石垣市営球場での自主トレを視察。走塁面のさらなる強化を打ち出した。
昨季、井口ロッテのスローガンは「マクレ」だったが、「走りまくる」走塁改革をテーマとした。チーム再建を足元に求めた。指揮官の方針が実を結び、チーム盗塁数が78から124と大きく伸びた。
この日、井口監督は、「もちろん、昨年よりも数字、確率を上げていきたい。チーム方針に変わりはない」と話した。
昨年の同時期、目標数を180に設定したが、「今年は(180)という気持ちで140」とした。
1日から紅白戦を行う。ドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=の出場が注目を集めているが、「ユニホームを着てグラウンドに来ると張り切って出てくるので抑えながらやっていく」と語りながらも、「コーチと直接話して最終メンバーを決める」と含みを持たした。
今季のチームスローガンは「マウエ」。走塁面の強化徹底を求めながら頂上を目指す。