楽天・松井、セーブ王&東京五輪で侍の守護神宣言「がっつり意識」

 楽天・松井裕樹投手(23)が27日、仙台市内の楽天生命パーク宮城で自主トレを公開。チーム内の抑え争いに勝利して自身初のセーブ王に輝くとともに、目標とする20年の東京五輪でも侍の守護神となることを宣言した。

 3年連続30セーブの左腕が昨季は5勝8敗5セーブ。今年はハーマンらと抑えの座を争う立場だが「キャンプで守護神のポジションを勝ち取りたい」と強い思いを示した。

 昨季の苦境からヒントもつかんでいる。「先発した最後の試合(10月4日・日本ハム戦)は力を入れずに140キロ後半が出せた」。今オフは下半身の使い方を変え、体への負担を軽減してリリースを安定させる新フォームにも取り組んできた。

 20年東京五輪へ「がっつり意識している。シーズンで成績を残すことがアピールになる」とし、「これまでタイトルも取れていない。チームの勝利にもつながるので」と自身初のセーブ王も視野に入れる松井。大きな夢へ、復活ではなく進化の1年とする。

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