大阪桐蔭・西谷監督、3連覇の夢断たれ「夏一本に絞る」

 「選抜高校野球・選考委員会」(25日、オーバルホール)

 春の知らせは偉業へ挑む王者には届かなかった。2014年以来、5年ぶりにセンバツ出場を逃した大阪桐蔭・西谷浩一監督(49)は「選手、監督も含めて力不足だった」と悔しさをにじませた。史上初の春3連覇&3季連続優勝を懸けた戦いは、“挑戦権”を得られずに終わった。

 春夏連覇を達成した直後だけに新チームの立ち上げが遅れた。昨秋は大阪大会準優勝で近畿大会へ進出したが、準々決勝で智弁和歌山に2-5で敗れ、当確ランプをともすことができなかった。

 「大阪で負けて、近畿でも大事なところで勝ち切れなかった。勝ち切れていないので何も言える状況ではない」と指揮官。センバツに向けて調整を進めていたが…。「これで夏一本に絞る覚悟が決まった」と前を向く。

 今田悟校長から結果を伝え聞いた選手たちは、全員が歯を食いしばって現実を受け止めた。中野波来主将(2年)は「一番悔しいが、これを一日たりとも忘れずにやっていく」。挑戦者の立場で臨む夏は、必ず聖地への切符をつかみ取る。

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