日本ハム・ドラ1輝星の投球にブルペン捕手驚き 力は7割で140キロ台

 日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)=金足農=が21日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で2度目のブルペン入り。捕手を立たせた状態で44球を投じ、松本2軍サブマネジャー兼ブルペン捕手は「指にかかったボールは140キロ台中盤は出でいた」と驚きの表情で絶賛した。

 力は「7割」で、投球フォームを含む全体の完成度は「50%」。そう振り返る吉田輝だが、昨夏の甲子園のような圧倒的な存在感は健在だ。「真っすぐ伸びる球も増えてきているので、それは良かったかなと思います」。さらに、投球練習における持論を明かした。

 「ワインドアップは一度足を引いて投げる分、反動がついて強いボールもコントロールもしやすいので。それよりも、反動なしで投げるクイックでしっかり投げられれば、ワインドアップも良くなると僕は思っています」

 高校時代から続ける独自の練習法で、この日も全投球セットポジションから。スライダーも解禁し、エンジンがかかってきた。

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