巨人・原監督“尚広2世”つくる 鈴木コーチ自身に後継者育成を託す

 巨人の原辰徳監督(60)が10日、都内で取材に応じ、代走のスペシャリスト「鈴木尚広2世」を今季中に育て上げる計画を掲げた。

 「自分の中でどうしても用兵、戦力としてつくりたいのは『尚広2世』」と1点を争う終盤に投入できる切り札の必要性を語った原監督。過去2度、指揮を執った際には代走での日本記録となる通算132盗塁をマークした鈴木の存在が心強かったという。「相手チームも走ると思う中をかいくぐって走るのは必要なパーツの一つ」と訴えた。

 今季は1軍に“代走枠”を設けることも決め、就任した鈴木1軍外野守備走塁コーチに、自身の後継者育成を託す。「候補は4、5人いる。少々平均点が悪くても一芸に秀でると言う点でつくりたい選手」と原監督。スピード抜群の重信、田中俊、松原、湯浅らが候補に挙がる。

 昨季1点差試合で12勝24敗と大きく負け越し。確実に二盗、三盗を決め、1点をもぎ取る足のスペシャリストがV奪回への必要なピースとなる。

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