ロッテ・成田がバドミントンで投球フォームチェック「原点に戻ります」
ロッテ・成田翔投手(20)が19日、バドミントンで投球フォームをチェックするプランを明かした。
この日、成田は千葉市立緑町小学校を訪問し、「マリーンズ算数ドリル」(平成30年度冬号)を児童たちに贈呈した。ロッテが千葉市内の全小学校へ無償配布しているもので代表して式に臨んだ。
小学校時代の算数の成績に関しては「まあまあです…」と笑って答えていた成田だったが、オフの練習はしっかり計算していた。
年末には故郷・秋田に帰るが、「他の競技を取り入れたい。バドミントンをやります。原点に戻ります」と話した。
秋田商時代からバドミントンに慣れ親しんでおり、自主トレ中は島、種市らを相手にラケットを振っていた。
「下半身のトレーニングになるし、動体視力、心肺機能にもプラスになる」というが、一番大きいのが、「身長がない(170センチ)ので角度をつけたい」と投球フォームのチェックに役立たせることだ。
今季は5試合に登板して0勝0敗、防御率4・50。プロ初勝利はならなかった。
だが、10月のU-23ワールドカップで代表に選ばれた。また「2018日米野球」にも追加招集された。
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その来季はプロ入り4年目となる。「来季先発なら初勝利を挙げて二ケタ勝ちたい。中継ぎなら50試合は」。左腕がはじき出した数字に向かって進む。