台湾で開催された野球のアジア・ウインターリーグで優勝したイースタン・リーグ選抜の選手らが１７日、羽田空港着の航空機で帰国した。リーグ最多タイの４本塁打、同最多１５打点をマークしたヤクルト・村上宗隆内野手は「試合でしか分からないことがある。来季に生きる」と収穫を得た様子だった。

　１１月の秋季キャンプでかつてないほどバットを振り込んだ直後に台湾へ。「スイングスピードが速くなって、打球も速くなった」と効果を実感した。異国での３週間の長丁場で「体力的な部分で勉強になった。ホームランはもっと打てたと思う」と新たな課題も認識した。

　来年１月は青木の米ロサンゼルス自主トレに参加予定。「青木さんとの自主トレで生かして、来年はチームに貢献できるようにしたい」とさらなる成長を誓った。