中日・与田監督VS根尾で生チェック 春季Cで打撃投手としてマウンドへ

 中日の与田剛監督(53)が13日、来年の春季キャンプで打撃投手としてマウンドに立つ意向を明かした。

 自ら打者と対峙(たいじ)することで、マウンドという視点から打者の状態を把握するのが狙い。秋季練習中から肩作りに余念がなく、ドラフト1位の根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭、同右=に対しても、投打の空間を利用して育成していく。指揮官は「キャンプで投げるよ。オレは」と予告した。

 根尾は1軍キャンプスタートの方針。指揮官が根尾の状態を把握するとともに、キャンプ地に足を運んだファンにとっても願ってもない光景だ。

 「投げる球のコントロールひとつで、バッターの技術が変わる」。与田監督が投げる1球1球が、根尾を筆頭に攻撃陣の底上げにつながるに違いない。

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