ポスティングの西武・菊池、心境明かす「楽しみと不安」

 ポスティングシステムで米メジャー挑戦を目指す西武の菊池雄星投手(27)が9日、故郷の岩手県で移籍に向けての心境を明かした。盛岡市でのイベントに参加。「楽しみと不安の両方。どうなるか分からないし、いろんな感情がある」と打ち明けた。

 3日に西武がポスティングシステムの申請手続きを行った。米球団との交渉が解禁され、日本球界トップクラスの左腕の争奪戦が始まった。「代理人とは連絡を取って、コミュニケーションを図っている」。球団のポスティング申請後初めて公の場で取材に応じた菊池は、日本で情報を得ながら行方を見守っている。

 交渉期間は来年1月3日午前7時(日本時間)まで30日間。「今はなるようにしかならないと思っている」。菊池は週明けにも渡米し、新天地が決まる瞬間を現地で迎える予定だ。

 岩手には約1週間滞在し、野球の魅力を伝えるイベントなどを通じて子どもたちと触れ合った。「高校1年生の冬にメジャーを目指そうと決めて12年が過ぎた。自分が結果を残すことで、子どもたちも世界の舞台で活躍できるんだと思ってもらえたら」。長年の夢がかなう日を待つ。

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