交渉解禁の菊池雄星 レンジャーズと接触 大リーグ公式サイト伝える

 西武からポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す菊池雄星投手(27)と全30球団との交渉が解禁された4日(日本時間5日)、かつてダルビッシュ有投手ら日本選手が所属したレンジャーズが同投手の代理人を務めるスコット・ボラス氏と接触したことを大リーグ公式サイトが伝えた。

 同サイトは「レンジャーズはキクチを入念に調査している」との見出しで「球団はすでに日本での投球をスカウティングしているし、代理人のスコット・ボラスと予備的な交渉を始めている」と同投手の獲得に動く準備をしていることを示唆。先発ローテ-ションの確立が課題のダニエルズGMが「興味のレベルについて具体的なコメントはしたくないが、我々は入念に調査している」と語ったことを伝えた。

 交渉期間は米東部時間の来年1月2日午後5時(同1月3日午前7時)までの30日間。同サイトは、西海岸を本拠地とするマリナーズ、ドジャース、ジャイアンツ、パドレスの4球団が争奪戦に加わると予想し、さらに、FA左腕のコービンの獲得に失敗した「ヤンキースとフィリーズも大きな興味をもっているかもしれない」とした。

 レンジャーズは09年10月に米球界入りも視野に入れていたプロ入り前の菊池と面談した際に球団スタッフとともに現役メジャー投手のホランド(現在はジャイアンツからFA)を日本へ送り込んだ経緯がある。“10年越しの恋”を実らせることができるのか、今後の動向が注目される。

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