ソフトバンクの上林誠知外野手（２３）が５日、ヤフオクドームで２度目の契約更改交渉に臨み、倍増以上となる４０００万増の年俸７５００万円でサイン。１度目の提示額から上積みを勝ち取った。

　今季は全１４３試合に出場し、打率・２７０、２２本塁打、１３盗塁。来季に向け「トリプルスリーに近い数字を残したい。堂々と言える成績を残せば、交渉でも強気に言える」と意気込んだ。２０１５年に同僚の柳田がトリプルスリーを達成した際、工藤監督から「次はお前だぞ」と言われ、意識し始めたという。

　オフは下半身を中心に筋力アップを目指すという２３歳の左打者。「今年は（体重）８５キロくらいで戦い抜いた。次のステップとして８８キロくらいで乗り切れたら」と思い描いた。