ソフトバンク 城所の引退を発表 トライアウト受験で移籍先を模索も…

 ソフトバンクは29日、城所龍磨内野手が現役を引退すると発表した。30日に引退会見を行う。

 俊足堅守が武器の33歳。16年交流戦で打率・415の好成績でMVPを獲得した。貴重な戦力として、ソフトバンクで15年間プレー。守備固め、代走での出場機会が多く、「キドコロ待機中」というキャッチフレーズが定着し、グッズ販売されるほどの人気となった。

 シーズン後に戦力外通告され、トライアウトを受験。シート打撃では4打数2安打1四球。二盗も決め、中前打を放った直後に本塁送球の間に二進するなど、持ち味の走力も発揮した。地元の人気選手の活躍に、満員の客席から大歓声が沸き起こっていた。

 城所は「一生懸命やって楽しかった。ホームグラウンドなので、もっと野球がしたいという気持ちになりました。一生懸命やりました」とファンに感謝。“キドコロ待機中”のフレーズに引っ掛け「就活中なので、頑張ります」と笑っていたが、新たにオファーはなく、現役生活に終止符を打った。

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