FA浅村、ファン感で移籍報告「お世話になりました」
西武から国内FA権を行使して楽天に移籍することを決めた浅村栄斗内野手(28)と、ポスティングシステムでの米メジャー挑戦が決まった菊池雄星投手(27)が23日、メットライフドームでの西武のファン感謝イベントに参加した。
浅村は「ここまで成長させてくれた球団に対し、FAで出ていいものか本当に悩んだ。本当に10年間お世話になりました」とファンに移籍を報告。移籍を決断した理由を「この世界にいる以上、挑戦し続けたいという素直な気持ちがあり、もっと自分を大きくしたいと思った」と語り「感謝の気持ちを忘れず、来年からも必死に頑張ります」とスピーチし、ファンから拍手を送られた。
菊池は2日前に親知らず4本を抜いたため、顔がパンパンにはれ、いじられる場面も。ファンへのスピーチでは「どこでプレーするか分からないけど、成長した姿を見せられるように頑張ります」と決意を込めた。球団は12月3日にポスティングを申請することを明かした。