MLB選抜 本領発揮で初勝利 モリーナ3ラン&強肩発動 侍は多和田が5失点
2枚
「日米野球、侍ジャパン3-7MLBオールスター」(11日、東京ドーム)
MLB選抜が12安打7得点と本領を発揮。強打で侍投手陣を打ち崩し、3戦目にして初白星を飾った。
四回、リアルミュートが2戦連発となる先制ソロ。五回は多和田の適時失策で勝ち越すと、注目のモリーナが右翼席へ3ランを放った。
モリーナは3安打3打点の大暴れ。捕手としても存在感を示し、ロケットランチャーと呼ばれる強肩を発動した。四回、同点に追いつかれてなお2死一、二塁のピンチで一塁へ矢のような送球。一走・上林をけん制で刺し、チームを救った。
2戦19失点だった投手陣も奮闘。先発バーローが五回途中1失点と試合を作り、2番手ヌーニョも2回2/3を無失点と好投した。
侍ジャパンは四回、外崎が同点の適時二塁打。だが、直後に先発の多和田が崩れ、五回途中5失点で降板。九回は2死二塁から代打で打席に入った山川が適時二塁打を放つと、続く菊池もタイムリーで続き、2点を返した。対戦成績は、侍ジャパンの2勝1敗となった。
第4戦は13日、マツダスタジアムで開催。侍ジャパンは大瀬良、MLB選抜は前田が先発する。