「日米野球、侍ジャパン－ＭＬＢオールスター」（１１日、東京ドーム）

　ＭＬＢ選抜のソト（ナショナルズ）が、衝撃の一打を放った。

　四回、１死一、二塁。多和田（西武）から高々と打ち上げた飛球が、右翼付近の天井を直撃。打球が失速し、フェンス間際で右翼手・秋山のグラブに吸い込まれた。当たらなければ文句なし本塁打かという当たり。とんでもない大飛球に、観客は騒然となった。

　ソトは両手を広げて抗議のポーズ。マッティングリー監督が球審に確認したが、判定通りアウトとなった。

　ソトは８日の巨人とのエキシビションマッチでも二塁頭上の天井を直撃。この時は野手のいない場所にボールが落ち、二塁打となった。

　ソトはメジャー１年目の今季、打率・２９２、２２本塁打でナ・リーグの新人王候補に挙がっている。