ロッテ、角中と“残留交渉”複数年契約提示 打撃面を高く評価

 ロッテが今季FA権を取得した角中勝也外野手(31)と水面下で「残留交渉」を重ねていることが6日、分かった。複数年契約を提示している模様。

 球団幹部は、「何回か(交渉を)やっている」と認めた上で、「(打撃面で)ウチではナンバー1の選手だと思う。来季もウチでやってくれると信じている」と話した。

 球団は昨年の契約更改で3年の複数年契約と単年契約の2種類を提示した。角中は単年を選択した。

 「(複数年契約は)自分にとっては魅力的ではなかった」と話したが、これは18年シーズン中のFA権取得を見据えてだった。

 今季は目標として3割を目指したものの、ケガで出遅れたこともあって112試合で打率・265、7本塁打、57打点だった。

 だが、球団はその打撃技術を高く評価しており、また「言動もしっかりしている」と話している。

 この日、ロッテは新外国人選手としてケニス・バルガス内野手の獲得を発表した。メジャー4年で35本塁打を放っている来季大砲候補だ。球団関係者は「これが補強の第1弾」と語っており、今後の新外国人助っ人の獲得を匂わせている。

 ロッテはこれまで台湾球界の大王こと、ラミゴの王柏融外野手(25)を獲得リストに入れていたが、バルガスの獲得で後退することが確実となった。

 また、今季FA権を獲得した広島・丸佳浩外野手(29)に関してはその動向に注目しているが、マネー戦争には否定的で獲得戦の参戦は不透明だ。

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