アマ野球U17東京代表セレクション 来年ドラフト候補の日大三・井上ら参加
今夏の全国高校野球選手権大会第100回大会記念事業として12月にキューバ遠征するU-17東京代表のセレクションが5日、ダイワハウススタジアム八王子で行われた。
午前と午後に分かれて、95人の候補選手が参加した。「東京のチームとして最強と、そういうチームを作りたい」と指揮を執る前田三夫監督(帝京)らコーチ陣が、投内連係やシートノック、投球練習、木製バットでのフリー打撃などで動きをチェック。全選手のベースランニングのタイムを測定するなど、データも集めた。
来秋ドラフト候補で最速150キロ右腕の日大三・井上広輝投手(2年)は、「レベルの高さを感じました」と他校の選手に刺激を受けた。今春に右肘を痛めたが、「8割程度では投げられるようになった」と回復傾向。「(代表に)選ばれていい活躍をしたいなと思いました」とキューバの打者陣との対戦へ意欲を見せた。
選抜メンバーはセレクション後にスタッフが話し合い、6日に発表される予定となっている。