法大12季ぶりV 向山主将「アウト数えて盛り上がった」 慶大敗れて

 「東京六大学野球、早大5-4慶大」(29日、神宮球場)

 3回戦1試合が行われ、慶大が早大に4-5で敗れ1勝2敗で勝ち点を落として通算9勝5敗となった結果、同じ勝ち点4で9勝3敗1分けの法大が勝率で上回り、12シーズンぶり45度目の優勝が決まった。法大は優勝回数で早大のリーグ最多に並び、明治神宮大会(11月9日開幕・神宮)に出場する。

 既に全日程を終えていた法大の選手たちは試合を観戦し、歓喜の瞬間を球場内のロッカールームで迎えた。青木監督は「見ている方がしんどかった。(早大が)逆転した時は涙が出た」と万感の表情。向山主将は「グラウンドにいる以上に一つ一つのアウトを数えてすごく盛り上がった」と笑顔を見せた。

 青木監督は今季、1年生の三浦を先発の軸に据え、エース菅野を救援に回した。チームに安定感が生まれ、接戦に強くなった。打撃では打率・419で2位の小林、打率・373で3位の川口凌ら5人がリーグ10位以内に入り、投打のバランスが整っていた。

 12シーズンぶりの優勝を果たし、明治神宮大会に挑む。向山は「東京六大学の代表として粘り強い戦いをしていきたい」と気持ちを新たにした。

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