ヤクルト・ドラ2中山 山田とクリーンアップだ 履正社先輩に“弟子入り”志願 

 ヤクルトにドラフト2位指名された中山翔太外野手(22)=法大=が26日、川崎市内の野球部合宿所で橿渕スカウトグループデスクから指名あいさつを受けた。東京六大学リーグ通算11本塁打の右の長距離砲は、履正社の先輩・山田哲への“弟子入り”を志願。「山田さんとクリーンアップを打てたら一番うれしい」と将来の主軸競演を目標に掲げた。

 16年の明治神宮外苑創建90年記念奉納試合では、東京六大学選抜の一員として、ヤクルトと対戦。石山、原、秋吉から二塁打2本を含む3安打を放った。二塁上では山田哲から「ナイスバッティング。お前やるなあ」と声をかけられた。「うれしかったです」と当時の記憶は鮮明に残る。

 筋トレをこよなく愛し、ベンチプレス140キロ、スクワット250キロを誇る。丸刈りのいかつい風貌とムキムキボディー。「パワーと全力プレーが持ち味」という“法大の中山きんに君”が、プロの世界でも主砲を目指す。

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