崇徳8強進出 早大時代・斎藤佑ら育てた応武監督 創志学園・西との対戦に闘志
「秋季高校野球中国大会・1回戦、崇徳12-5平田」(26日、倉敷市営球場)
早大監督時代に斎藤佑樹(日本ハム)らを育て、新チームから母校に戻った応武篤良監督(60)率いる崇徳(広島3位)が、平田(島根2位)に七回コールド勝ちして準々決勝へ進出。1993年春以来の甲子園となる来春センバツ出場に一歩前進した。
初回に3点を先制されて、三回に逆転したが、五回に再逆転された。それでも六回に打者11人で6点を奪い返した。
「五回にリードされていて気持ち悪かったんですけど、五回裏の後の合間に選手がミーティングをして『つないでいこう』と言い合っていた。私の指示というより、気持ちの整理ができたことがよかったと思う」と集中力を見せた選手をねぎらった。
準々決勝は4強進出をかけて創志学園(岡山3位)と対戦する。「まず目の前の1勝を目指したいですね。今日、西くんはいい投球をしていましたね。西くんを打たないと次はないわけですから。いい試合をしたいと思います」。好投手との対戦に闘志を見せた。