原巨人、二刀流OK!根尾1位指名公表「どんなことがあっても」

 巨人は24日、都内の球団事務所でスカウト会議を開き、大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)の1位指名を決め、公表した。会議終了後に対応した長谷川スカウト部長は「全員の総意。どんなことがあっても1位入札は根尾君ということで決定しました」と明かした。

 前日に就任した原新監督は「必ずチームの中心選手、リーダーになる。そういう潜在能力を秘めた選手」とほれ込んでいるという。遊撃手としてポスト坂本勇と位置づけている一方、同部長は投手との二刀流も認める可能性にも言及した。

 「本人の意向、彼の将来性な部分を踏まえて、両方を掛け持つことが(成長の)遠回りになったりする部分がないことを確認できれば、そういう足跡を刻むこともやぶさかではない。意向通りにやろうと考えている」

 実現へのハードルは低くないが、可能性を示したことが、高い熱意の表れだ。競合は避けられず、抽選の際には新指揮官がクジを引く。過去の“戦績”は1勝6敗だが「競合覚悟で獲得できるチャンスに挑むことで一致した」と同部長。攻めの姿勢を貫き、“恋人”を射止める。

 外れ1位候補には東洋大・梅津晃大投手(22)らがリストアップされているもよう。新体制で迎えるドラフト会議。次代を担うニュースター候補の交渉権を獲得することができるか。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス