ロッテ荻野、元気に1軍合流 7月に右指骨折、3週間前からスイング開始

 ロッテの秋季練習が22日、ロッテ浦和球場でスタートした。

 練習には荻野貴司外野手(32)の元気な姿もあった。

 7月9日の西武戦(メットライフD)での六回、スイングした際に投球を受けて途中交代した。

 診察の結果は「右手第二指基節骨骨折」(人さし指)で全治2カ月。そのまま戦線離脱した。それまで不動の1番として打率・287、2本塁打、20盗塁と活躍していた。

 ケガがなく過ごしてきたシーズンだったが、初の球宴出場を辞退するなど本人にもチームにも痛かった。

 荻野は「2カ月でくっつくと思ったが、結構ひどかった。複雑骨だった。まだ痛みはある」と振り返ったが、離脱後もファームで練習を続けてきた。

 3週間前からバットを振り始めた。この日はロングティーなどで練習をこなした。

 10月31日からの鴨川秋季キャンプには「状況を見ながら」としているが、11月中には本格的な練習に取り組んでいく青写真を描いている。

 「来年、また」。荻野が今度こそ、ケガとは無縁の19年シーズンを目指す。

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