オリックス・山本、先発転向を西村新監督に直訴へ「先発したい」

 オリックスの山本由伸投手(20)が15日、来季からの先発転向を西村新監督に直訴する考えを明かした。「先発したい。監督と話す機会があれば伝えたいです」と熱く語った。

 プロ2年目の今季セットアッパーに定着。54試合で4勝2敗1セーブ、防御率2・89、リーグ2位の32ホールドを挙げ10代で球宴出場を果たすなど絶対的な立場を確立した。

 それでも先発への夢は捨てられない。新人だった昨季もデビューは先発。今春キャンプでも先発ローテを争ったが、敗れる格好で2軍スタート。福良前監督の抜てきもあり、リリーフで頭角を現した経緯がある。

 この日、行われたキックボクサー・那須川天心とのテレビ対談(スカイA・11月15、16日20時放送)の収録でも「めっちゃ先発したいです」と告白。思いは強い。対して西村新監督は「(先発転向の希望を)伝え聞いてはいるが、代わりに八回を任せる投手がいるか」と即OKとはならないもようだ。

 山本は16日にも行われる指揮官との個人面談で思いを伝える。

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