ロッテ・山室球団社長2018年を総括 来季は「的確な補強を行い、チームを強化」

 ロッテの山室晋也球団社長が15日午後、千葉ロッテマリーンズHPで、18年シーズンを終えてのファン向けへのコメントをアップした。

 毎年シーズン終了後、HPにアップしており、内容は次の通り。

 「今シーズンも熱い応援で選手たちを力強く後押ししていただき、本当にありがとうございました。まずはZOZOマリンスタジアム、そして日本各地の球場にてたくさんのご声援を送っていただきましたことに感謝申し上げます。

 皆さまが球場にお越しいただきましたことで今年、球団創設以来最多となる観客動員を達成することができました。そしてこのように皆さまから大きな期待をかけていただいたにも関わらず、結果的に5位となってしまいましたことを深くおわび申し上げます。

 なによりも本拠地ZOZOマリンスタジアムにて14連敗を喫するなど、ホームゲームにて大幅な負け越しを記録し、ファンの皆さまを失望させてしまったことは、あってはならないことであると痛感しています。

 井口資仁新監督を迎えてスタートをした2018年シーズン。井上晴哉内野手はマリーンズの日本人選手では5年ぶりとなる20本塁打を超え勝負強い打撃で4番打者として定着し、中村奨吾内野手も全試合フルイニング出場を果たし、リーグ2位の39盗塁を記録しました。機動力野球を掲げたチームはリーグ優勝をした埼玉西武ライオンズの次に多い124の盗塁を積み重ねました。積極的に次の塁を狙っていく野球に新しいマリーンズの形を見ることができました。

 野手は球団最多となる鈴木、中村、藤岡、田村の4選手が全試合に出場。この経験はきっと来年につながるものだと確信しています。

 イベント企画などのファンサービスも皆さまに楽しんでいただけるよう新しいものを積極的に投入し、強化に努めて参りました。

 まだまだ至らぬ点も多く改善すべきことがある中で、笑顔でご来場して楽しんで帰ってもらえるような球場の雰囲気作りを目指し、これからもいろいろなことに挑戦し、取り組んでいきたいと思っております。さらに良いものを作り上げ、喜んでもらえるサービスを提供できますよう努力して参りますので期待をしていただければと思います。

 すでに千葉ロッテマリーンズは来シーズンの開幕に向け、新たなスタートを切っています。選手たちは今年の反省と悔しさを胸に刻みながら鍛錬の日々を過ごしています。

 編成面でも今年一年の戦い方を分析し反省をしながら、的確な補強を行い、チームを強化していきます。応援をしていただいているファンの皆さまを魅了し、心を動かすような野球をグラウンドで繰り広げるチームを作り上げるべくさまざまな角度から効果的な強化をして参ります。

 チームだけではなくZOZOマリンスタジアムも新シートが誕生し大きく生まれ変わります。よりグラウンドがスタンドから近くなり、臨場感あふれる迫力あるプレーをお見せします。来る2019年に選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるように最善の準備と投資を行い、生まれ変わる球場で魅力あふれる野球を展開することをお約束します。

 ファン、チーム、球団が一体となって突き進み、勝利の瞬間に喜びを分かち合える。それは12球団でも千葉ロッテマリーンズが一番です。これからもファンの皆さまと一つとなり日本一という目標に向かってまい進していきます。新しいシーズンをご期待いただくと共に、これからも千葉ロッテマリーンズへの変わらぬご声援の程、よろしくお願い申し上げます」

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