亜大・頓宮が2発5打点“ドラフト候補対決”制す ロッテ・井口監督の記録に迫る

 「東都大学野球、亜大5-1国学院大」(9日、神宮球場)

 1回戦2試合が行われ、亜大、駒大が先勝した。亜大は今秋ドラフト候補の頓宮裕真捕手(4年・岡山理大付)が2本塁打5打点と活躍した。

 主砲の頓宮が“ドラフト候補対決”を制した。先制された直後の四回1死二塁。国学院大・清水のスライダーに泳ぎながらも食らいついた。「ヘッドが立ってくれた」とバックスクリーンへ逆転2ラン。技ありの一発で試合をひっくり返した。

 勢いは止まらない。八回2死一、二塁から右翼へダメ押し3ラン。打たれた清水はマウンドで崩れ、視察した中日・正津スカウトも「力があるね。一発で仕留められる」とリストの強さに注目した。

 右の大砲は今年だけで9本のアーチを放っている。1995年に青学大・井口忠仁(現資仁、ロッテ監督)の記録した年間最多本塁打記録の12本にも迫るが「1回も狙って打ったことがない」と意識はしない。攻守の要としてチームの勝利のため、全力を尽くす。

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