ロッテ、引退の岡田が連続打席無安打記録を更新「1番・中堅」で先発も2打席凡退

 「ロッテ-ソフトバンク」(8日、ZOZOマリンスタジアム)

 9月26日に今季限りでの現役引退を表明した岡田幸文外野手(34)の引退試合。

 井口監督が「スタメンでフルに使います」と話した通り、「1番・中翼」での先発出場となった。

 井口監督、さらに「いろいろ(記録が)かかっていますから」と付け加えた。

 本人は「寂しいけど楽しんでやります」と話していた。

 作新学院(栃木)-日大(中退)-全足利クラブを経て08年の育成ドラフト6位で入団した。俊足を生かした守備範囲の広さには定評があった。

 11、12年にはゴールデングラブ賞を2年連続で獲得している。

 10年、中日との日本シリーズ。第7戦の延長十二回、日本一を決める決勝の三塁打を放った。「いまでも鮮明に覚えている」

 一方、ここ数年は打撃不振に陥っていた。

 今季もこの試合まで13打席無安打で連続打席無安打は57。また、2496連続打席本塁打は0だ。

 一回の第1打席は1-2から東浜の142キロストレートをたたいて二飛だった。

 これで連続打席無安打は58となり、野手として桜井輝秀(南海)のプロ野球ワースト記録に並んだ。

 連続打席本塁打0は2497となり自身のワースト記録を更新した。

 三回の第2打席では1-2から142キロストレートを振り抜いた。打球はいい当たりのライナーとなったが、遊撃・高田がジャンプ一番好捕。ロッテファンのため息に、高田も申し訳なさそうな表情を浮かべていた。

 ついに連続打席無安打は59となり、プロ野球ワースト記録となった。また連続打席本塁打0も更新した。

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