大阪桐蔭 1年生4番が公式戦初本塁打 172センチの小柄スラッガー船曳

 「秋季高校野球大阪大会・5回戦、大阪桐蔭11-1懐風館」(8日、大阪シティ信用金庫スタジアム)

 大阪桐蔭1年生の新4番・船曳烈士外野手が、公式戦初アーチを放った。チームは五回コールドで8強へ進出。春夏秋の大阪大会は42連勝で、旧チームと合わせて今年の公式戦は無敗の34連勝となった。

 二回は先頭・船曳から3連打で無死満塁とし、1死後に榎木貫太内野手(2年)が先制の2点適時打を放った。そして四回、無死一、二塁では船曳が左翼席へ公式戦初本塁打となる左翼3ラン。懐風館を圧倒した。

 大柄な選手がそろう大阪桐蔭で、船曳は身長172センチと小柄。だが、名門の4番を任されるほどのパンチ力があり、西谷監督も「体の割にはロングが出る。しっかり振れる」と評価した。

 憧れは同校の先輩で日本ハム・中田翔。高校通算2本目のアーチに、船曳は「素直にうれしかったです。4番はまだプレッシャーとかはないけど、自分のバッティングができれば」とうなずいた。

 大阪桐蔭の旧チームは、史上初2度目の甲子園春夏連覇に貢献した今秋ドラフト1位候補・根尾昂内野手、藤原恭大外野手(3年)らレギュラーが全員が3年生だったが、結成間もない新チームも力を見せ続けている。ここから、同校史上初センバツ3連覇&3季連続の甲子園優勝を目指す。

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