オリックス・西浦“イチ流”育成法で台湾へ ウインターリーグ参加で武者修行
オリックスがドラフト6位・西浦颯大外野手(19)=明徳義塾=を11月24日から台湾で行われるアジアウインターリーグに派遣することが2日、分かった。
1日の楽天戦でプロ初出場で初安打、初盗塁も決めた。高卒新人の盗塁は球団では92年のイチロー以来だ。イチローと同じ右投げ左打ちの外野手。福良監督も「楽しみですね。宗と争ってくれたらいい」と将来性を高く評価している。そんな金の卵に球団は異国での武者修行を課した。
かつてはイチローもハワイウインターリーグに参加し、ブレークのきっかけをつかんだ。台湾は一昨年に吉田正、昨年は楽天・田中も参加し、のちのレギュラー獲得への足がかりとした。西浦にもその再現が期待される。
オリックスからはほかにK-鈴木、榊原、育成の稲富、広沢の計5選手が参加予定。