ロッテ、W挟殺で試合終了 角中フェン直打も…一塁走者・中村がミス 井口監督激怒
「ロッテ2-4ソフトバンク」(18日、ZOZOマリンスタジアム)
最後の見せ場で飛び出した、あまりにも痛い走塁ミスだった。2点を追った九回。先頭のロッテ・中村が中前打で出塁。1死後、角中の打球は右翼フェンス上部を直撃した。1点差…と誰もが思った。しかし、どうした。一塁走者の中村は二、三塁の間に立っていた。
右翼のグラシアルが遊撃の高田に送球。「(飛球を)捕ると思った」という中村が二塁に戻りかけ、二塁に向かっていた角中は一塁に戻ろうとしたが挟殺。さらにその間に三塁を狙った中村もタッチアウトとなり、試合が終わった。
井口監督は怒りを隠さなかった。「(最後の走塁は)プロとして恥ずかしいプレー。選手ができないのはわれわれの責任。練習から締めていかなければと思う」。5連敗で借金13。雨で38分の中断を挟んだ試合は後味の悪さだけが残った。