大阪桐蔭・根尾「もう一回代表ユニ着たい」 次は国体Vで“3冠”目指す
U18アジア選手権で3位となった侍ジャパン高校代表が11日、宮崎市内のホテルで解団式を行った。今秋ドラフト1位候補・根尾昂内野手(3年)=大阪桐蔭=は、プロ入り後の侍ジャパントップチーム入りを誓った。
解団式では全18選手があいさつ。根尾は将来の具体的な目標を口にした。「もう1回代表のユニホームを着て、今度は優勝できるようにしたい。力不足なので練習したい」。まだプロ志望届は出していないが、進路はプロ一本。次は五輪やWBCなど、世界一を争う舞台で日本代表入りを目指す。
この日は空路で帰阪。12日から通常の学校生活に戻る。西谷浩一監督(48)には1週間休むように指示されているが、「体がなまるだけなので練習に行きたいけど、(指示を)断れないので…。自分でやるしかないですね」。こっそり自主練習に励むつもりだ。
今後は30日から始まる福井国体に出場。「最後なので勝って終わりたい」。甲子園春夏連覇に続き、藤浪(阪神)を擁した12年以来の“3冠”を目指す。