ソフトバンク圧勝 1カ月以上連敗なしの工藤監督「みんな気持ちが一つになっている」
「ソフトバンク12-0オリックス」(8日、ヤフオクドーム)
ソフトバンクが圧勝した。四回の一挙7得点で均衡を破ると、一方的な展開に持ち込んだ。
工藤監督は「グラシアルの先制本塁打でベンチの雰囲気がガラリと変わった。今日の一番の勝因だと思う」と笑顔で振り返った。前日は貧打で敗戦も、終わってみれば今宮、松田、柳田にも一発が飛び出して計15安打12得点。投げては先発のミランダが6回無失点と好投し武田、中田とつないで完封リレーを決めた。
ソフトバンクは8月4、5日に2連敗して以来、1か月以上も連敗がない。工藤監督は「我々が目指しているのは一つ。みんな気持ちが一つになっているのが、連敗をしないという結果に繋がっている」とチームの結束力を強調した。
また、この日は上位を争う首位西武と3位日本ハムがともに敗れてソフトバンクが“独り勝ち”。首位までゲーム差「4」に再接近し、3位との差を「1・5」に広げた。