小宮山氏、ワセダに「恩返し」早大監督に就任、来年1月から4年間

 ロッテや米大リーグ・メッツでプレーした小宮山悟氏(52)の早大野球部新監督就任会見が6日、早大の大隈会館で行われた。任期は来年1月1日から4年間の見込みで、メジャー経験者の大学監督は史上初となる。

 エンジと黒の早大カラーのネクタイを締めて会見場に現れた小宮山氏は「野球部に対する恩返しという思いが一番大きい。一球入魂の精神を伝承していきたい」と話した。

 OB会からの推薦を受けた時は「晴天の霹靂(へきれき)。奇跡に近い」と驚いたという。現役引退後の09年に恩師の故・石井連蔵元監督から「いずれは早稲田に帰ってこい」と声をかけられことも心に残っていた。「プロからのオファーもあったが、プロのユニホームを着るより、早稲田の方が重たいものになった」。断る理由はなかった。

 大久保監督とのプロ出身監督同士の早慶戦について「なんとか一泡吹かせたい」と闘志を燃やす。「学生が、早稲田で野球したことに胸を張って社会に出ていけるように」と力を込めた。

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