U18 ドラ1候補・藤原が3試合連続マルチ「僕は少しも負けたと思っていない」

 8回、安打を放つU18日本代表・藤原(撮影・中田匡峻)
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 「U18アジア選手権、日本1-3韓国」(5日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)

 日本の4番が意地を見せた。藤原恭大外野手(3年)=大阪桐蔭=が、3試合連続のマルチ安打。今秋ドラフト1位候補が、韓国ですでにドラフト指名を受けている2投手を相手に存在感を示した。

 四回1死は、韓国・KIAから指名を受けている先発左腕、キム・キフン投手の直球を捉えて、チーム初安打となる右越え三塁打を放った。「何とかして勢いをもたらそうと思った」と振り返った。

 六回無死は四球を選び、二盗にも成功。八回1死は韓国・サムスンから指名を受けている右腕、ウォン・テインから右前打を放った。

 韓国には昨秋のU-18W杯でも敗れた。ただ、今回は手応えが残った。「韓国は去年と似ていて守備もいい。点を取るのは難しいと思う」と相手をたたえつつ、「直球は思ったより速くなかったし、対抗できる。僕は少しも負けたと思っていない。勝っても負けてもいいと思っていたというか、残りを勝てば優勝できるんで。みんな負けて落ち込んでいたけど、『関係ない。次、勝とう』と言いました」。最後まで前を向き続け、リベンジを約束した。

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