DeNA・東が新人初の快挙「小さい頃からファンだった」巨人に初登板から4戦4勝

 「巨人3-6DeNA」(5日、富山アルペンスタジアム)

 ルーキーの東克樹投手(22)が巨人戦初登板から、4戦4勝となる白星を挙げた。これはプロ野球史上初の快挙で、自身の10勝目に花を添えた。

 東は巨人戦は8月22日(○2-0)、23日(○6-0)と2試合連続完封勝利中だった。東は三回に岡本の29号2ランを浴びて対戦3試合連続完封とはならなかったが、四回に筒香が32号ソロと伊藤の犠飛で勝ち越してもらうと、降板後の5-2で迎えた八回には筒香が33号ソロでリードを広げた。東は6回6安打2失点だった。

 ヒーローインタビューでは、「一つの壁を越えることができたので、まだ試合が残っているので、また気を引き締めてこれからも勝てるように頑張りたいと思います」と謙虚に語ると、巨人戦でのデビューから4戦4勝の記録については「小さい頃からファンだった球団なので、それに勝ててうれしいのと、歴史に名を刻めたのはうれしく思います」と語った。

 ルーキーでの2桁白星は前身を含めて、球団では53年・権藤正利(15)、56年・秋山登(25)、58年・鈴木隆(15)、62年・稲川允(12)、97年・川村丈夫(10)、17年・浜口遥大(10)に次ぐ7人目。2年連続で新人が2桁勝利となると、98-99年の中日(川上憲伸14勝-岩瀬仁紀10勝)以来で、球団では初めて。

 巨人は九回にゲレーロの14号ソロで反撃したが、及ばなかった。

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