いざ日韓戦!輝星&柿木で韓封だ ノーノーリレーで連勝!さぁ出番

 「U18アジア選手権、日本15-0スリランカ」(4日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)

 日本が12安打15得点でスリランカを六回コールドで下し、2次リーグ(L)進出を決めた。5日の1次L最終戦は、ともに2次L進出を決めた韓国との優勝候補対決。日本は今夏の甲子園優勝右腕・柿木蓮投手(3年)=大阪桐蔭=と、同準優勝右腕・吉田輝星投手(3年)=金足農=の投入が確実。豪華リレーで強敵を倒しに行く。

 最大のライバルは全力でつぶす。今夏の甲子園V&準V投手は、香港戦に続いてスリランカ戦も登板なし。柿木も吉田も出番が目前に迫ったことを確信し、打倒・韓国に力を込めた。

 この日、韓国は香港戦で28安打を放ち、41-0で勝利。2試合で56点と絶好調だ。それでも柿木に気後れする様子はない。「うずうずしている。吉田とは投げる試合は『バチバチで行こうや!!』と言っている」と気合十分だ。

 すでに韓国に研究されている吉田は「大会前から韓国と台湾を倒すと決めていた。韓国は大きいスイングをする。(バットが)下から来る打者には、自分の伸びてくる球が生きると思う。投げたら、自分の投球をしたい」と力を込めた。

 吉田はスリランカ戦では一、五回に一塁ベースコーチを務め、ブルペンでは代表合流後最多の50球を投げた。「早く投げたいと思ってやってきた。その気持ちがあったから、今日もいい球がいっていた」。8月31日の宮崎県高校選抜との壮行試合以来、中4日での登板に自信を見せた。

 2次LはA、B各組の上位2チームで争われ、その上位2チームが決勝に進む。1次Lで同組だったチームとの対戦はなく、1次Lの対戦成績が持ち越されるため、決勝進出へ向けて韓国戦は絶対に落とせない戦いになる。

 日本は昨年のU18W杯の2次L最終戦で韓国に敗戦。決勝進出を逃し、3位に終わった。「去年の悔しさを晴らそうと言っているので」と吉田。大会史上初の2連覇に向けて、全てを出し切る。

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