巨人・岡本狙う100打点超え 22歳シーズンでは史上初

 巨人・岡本和真内野手(22)がさらなる打点量産を見据えた。3日、金沢に移動し、石川県立野球場での指名練習に参加。「一番年下なんで、休むことはないです」と炎天下でバットを振り込んだ若き4番は「しっかり自分のやることをやりたいと思う」と力を込めた。

 現在、打率・315、28本塁打、89打点と申し分ない数字を残す。7月に32打席連続無安打と一時はスランプに陥ったが、再び上昇曲線を描き、前カードの中日3連戦では計9打点の荒稼ぎ。常々「一番求められているのは打点」と話す岡本。残り19試合。22歳シーズンでは史上初となる100打点突破も視界に入っている。

 4日からは金沢、富山でのDeNA2連戦。地方球場では今季9試合で打率・486、4本塁打、12打点とめっぽう強く、数字を伸ばすには追い風となる。この日のフリー打撃でも場外弾を放つなど、柵越えを連発して状態の良さを示した4番。「(球場が)小(ち)っちゃいんでね…」と謙遜したが、その表情に充実感がにじんだ。

 昨季までの3年間でわずか1本塁打、6打点だった和製大砲のブレーク1年目。高橋監督が「(状態が落ちないのは)本人の実力なんじゃないですか」と全幅の信頼を置く22歳が、未知なる領域に挑む。

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