ツバメ返しでまた借金 ヤクルト勢い通じず…力負け3連敗
「ヤクルト3-7広島」(2日、神宮球場)
厳しい現実を突きつけられた。ヤクルトは5連勝と波に乗って戻った本拠地で、首位・広島に3連敗。2位ながら、再び借金1に逆戻りした。
先発の石川が、初回のバティスタの3ランなど2被弾を含む7安打を浴び、今季最短の2回1/3で7失点KO。「何をやっているんだろうと。何も貢献できなかった。申し訳ない」と猛省した序盤の大乱調がすべてだった。
田畑投手コーチは「力負けだよね。ちょっとでも甘く入ると、ここの打線にはいかれてしまう」と険しい表情。相性などを考慮したローテの組み替えも否定しなかった。
三回に3点を返した打線も、中盤以降は得点を奪えず。小川監督は「切り替えてやるしかない。それ以外は言いようがない」と話したが、3連覇へひた走る王者の力を見せつけられた。





