DeNA東MAX9勝!7回0封 エースの風格16イニング連続無失点

 「DeNA4-1中日」(30日、横浜スタジアム)

 どんな状態でも打者を抑え、チームを勝利へ導く。東克樹(22)にエースの風格が漂った。「ブルペンでも大丈夫かなと思った。コントロールが悪かった」と東。だが、先頭の平田を空振り三振に斬り「リズムに乗れた」とスコアボードにゼロを並べる。

 研ぎ澄まされた集中力は主砲の一打も予見する。1点を先制してなお三回2死一、二塁で筒香が3ラン。「打つんじゃないかなと、そういうオーラが見えました」と笑顔だ。

 「投球でも、こう投げたらこう打たれる、抑えるというのが映像で見える」と話す。五回2死二、三塁では大野奨に粘られながら11球目で空振り三振。「結構(球数を)投げたので疲れた」とガッツポーズも作れなかったが、高い集中力が生んだ粘りの投球だった。

 前回23日の巨人戦に続き7回無失点で今季9勝目。16イニング連続無失点となり「次につなげたい」と意気込む。目標の2位まで6・5差。ファンが望む“奇跡”へ、左腕のさらなる快投は不可欠だ。

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