DeNA・筒香 2年ぶり30発も「勝たないと意味がない」
「ヤクルト9-7DeNA」(25日、神宮球場)
DeNA・筒香嘉智外野手が2本塁打を放ち、ロバート・ローズを抜いて球団歴代単独5位となる通算168本塁打となった。
6点を追う四回。先頭打者で、ヤクルト先発・カラシティーの初球の直球をバックスクリーン左へ29号ソロをたたき込んだ。
筒香は「来たボールに対して、素直にバットを出すことができた」とコメントした。
さらに3点を追う九回にはヤクルトのクローザー・石山から、これも初球の直球を右中間へ運ぶ30号ソロ。2年ぶりに30本塁打の大台に乗せた。
筒香の本塁打を皮切りに、一時は6点差と突き放された試合を、終盤の追い上げで2点差にまで詰め寄った。最近4試合で5発と好調な筒香は「感覚はいい。初球から球種は関係なくいける球はスイングするつもりだった」と話した。
それでもチームの連勝が3で止まり、節目の記録となった本塁打も空砲に。「数字の目標はない。勝たないと意味がない」と悔しさをにじませていた。