DeNA・東 球団史上初!初登板からG3連倒 球界では57年ぶり

 「DeNA6-0巨人」(23日、横浜スタジアム)

 勝利の瞬間、DeNA・東克樹投手は左の拳を握り締めた。新人離れした投球で巨人打線を7回4安打無失点。球団史上初の初登板からの対巨人3戦3勝を達成。球界では権藤博(中日)以来、57年ぶりの快挙だ。

 「記録は知っていました。(巨人戦)2勝したときに3戦目(が大事)と思ってました。勝ててよかった」と喜びをかみ締めた。

 中6日が通常の間隔も「(24日の)ヤクルト戦で使うよりも巨人打線に対しては左ピッチャーを使う方がいい」とラミレス監督。5月9日広島戦以来の中5日の先発も指揮官のプラン通り安定した投球をみせた。

 「正直、体は疲れていた。中5日って、こんなに大変なんだな」と東は振り返ったが、この間、交代浴と酸素カプセルに入りこの日に備えた。歴代1位タイ228人の投手から本塁打を打った阿部には最速149キロの直球に変化球を織り交ぜ3打席3三振。「イメージどおり投げられてよかった」と満面の笑みをこぼした。

 8勝目を飾った新人左腕の好投で8カードぶりの勝ち越し。ラミレス監督も「数字が物語っている通り、それだけ勝ってくれると助かる。ジャイアンツとの試合はまだ何試合か残っている」と不敵な笑み。新Gキラーが大逆転CSへの貴重な戦力となりそうだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス