ロッテ井上が今季100安打、過去4年間の合計安打は71
「ロッテ2-4西武」(23日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテのプロ5年目、井上晴哉内野手(29)が100安打を達成した。
一回1死一、三塁。榎田のスライダーを左へ適時二塁打。「西武相手に先手、先手でリードを取っていきたいと思っていた」と振り返った一打は今季「99」本目で、“大台”にリーチをかけた。
八回には2死一塁でマーティンから右に運んだ。今季97試合出場目での100安打だった。
「これを来季につなげていかなければならない」と井上。4年間で記録した安打数は「71」だから、今季の飛躍が分かろうというものだ。
ファーム落ちしていた6月21日のイースタン・巨人戦。1号満塁を含む4打数4安打8打点と爆発した。
「あれで一軍に通用するかどうかといったら話は別だが、よかったと思う」というが、23日の西武戦で一軍に復帰すると、0-3の三回、2死満塁で今井からプロ初の満塁弾を放った。今季、1つの契機となったようだ。
現在、本塁打は19本。20本となれば、13年の井口(現監督)以来、5年ぶりとなる。
「余裕をかましている場合ではない。チームのためにもやっていかなければ」と最後は表情を引き締めた。