ロッテ・酒居、七回に崩れ5敗目 井口監督は激励「乗り越えて」
「ロッテ3-8西武」(22日、ZOZOマリンスタジアム)
2年目の右腕、酒居知史が5敗目(2勝)を喫した。
一回に先頭・秋山に初球をいきなり右に運ばれ、続く源田には二塁打で二、三塁。浅村には四球で満塁。
山川には先制の中犠飛を許し、森に左への適時打を浴びた。2失点。
だが、二回に四死球を2個出したものの、六回まで無安打無失点に抑えた。奪三振は8だった。
だが、七回だ。突然、崩れた。中村、栗山へ連続四球、岡田に送られて1死二、三塁。秋山に逆転の2点二塁打、源田にも適時打を浴びた。ここで大谷と交代。6回1/3を被安打5で6失点だった。「ゲームの入り方で先頭打者を出すか出さないかの部分。あとは四球ですね。それだけです」と、酒居は球団を通じてこうコメントした。
7月1日のソフトバンク戦で2勝目を挙げたが、以来、5試合で0勝3敗だ。昨年、夏場以降にローテに食い込んで5勝1敗の成績を挙げたが、今季は苦しんでいる。
井口監督は「立ち直ったと思った。もう一回踏ん張ってほしかった。(二回以降は)修正して投げていた」と話し、こう続けた。
「今年、いろいろ悩みながらやっている。そこを乗り越えてもらいたい」と酒居を激励した。